保険会社の選び方

保険会社の【格付け】や【ソルベンシーマージン(支払い余力)】で安心の保険商品を選ぶ

保険会社の選び方

保険会社を選び方の目安 保険会社の【格付け】

格付けは保険金の支払いを契約書通りに支払う能力を等級で表しているもので、ムーディーズやS&P(スタンダード&プアーズ)といった格付け会社が有名ですね。

【ムーディーズ】

ムーディーズの格付けは、信用リスクが極めて低い信用に対する格付けから、信用リスクが最も高い信用に対する格付けまでを次の9つの記号により表しています。

[Aaa][Aa][A][Baa][Ba][B][Caa][Ca][C]

さらに、[Aaa]から[Caa]までの格付けに、1、2、3という数字付加記号を加えています。同一の格付け記号であっても、さらに詳しい評価を知ることができます。

【S&P(スタンダード&プアーズ)】

S&P(スタンダード&プアーズ)と日本リスク・データ・バンク(中堅・中小企業データベースを運用)が共同開発した、中堅・中小企業を対象とする信用度の格付けで、日本SME(Small & Medium Sized Enterprise)格付けと呼ばれています。日本SME格付けは、売上高規模10億円から100億円の非上場企業を対象とした信用格付けを行っています。日本SME格付けは、[aaa]から[ccc]の7段階から格付けしています。通常の格付けというと、世界で比較可能な格付けスケール([AAA]から[D])ですが、日本の中小企業にそのまま適用すると、格付けが低めの水準に集中してしまい、中小企業間の信用の格差を表現しにくくなってしまうことを防ぐため、新体系の格付けを使用しているわけです。

[AA]から[CCC]までの格付けには、各カテゴリー内での相対的な強さを表す、プラス記号(+)またはマイナス記号(−)が付くことがあります。

※能力の評価は格付け会社によって違ってきますが、どれか一社だけの格付け評価だけを見て、それを信じ込まないことです。他の会社の格付けも確認し比較検討することが、より安全な保険会社を探し出すコツです。

保険会社を選び方の目安 保険会社の【ソルベンシーマージン(支払い余力)】

保険会社の責任準備金を超えた支払い能力をパーセンテージで示したもの−保険金の支払いに回すことができる資金を、契約しているリスク総額の1/2で割って算出された比率

保険会社のソルベンシーマージンが、200%以上の会社が健全な支払い能力を持っていると見られ、200%を下回ると金融庁より是正措置などが実施されます。

※ただ、200%という目安をクリアしている保険会社が次々と破綻したため、この指標の信頼性には疑問が持たれています。金融庁は、この基準数値の信頼度向上のためソルベンシーマージン比率の見直しを検討しているところです。会社によっては、この比率が1000%を超えるところもあります。一応、より数値が高い方が望ましいといえますが、新しくできたばかりの保険会社は、異常に高い数値(契約数がまだ少ないため)が付くことがあるので注意してください。

保険会社が破綻してしまったら

このご時世、あなたが契約している保険会社が破綻してしまう可能性もないとはいいきれません。もし、保険会社がつぶれてしまったらどうなるのでしょう?実は、「生命保険契約者保護機構」というものが作られていて、全ての生命保険会社が加入しています。ちゃんと契約者を保護する仕組みはしっかりしているのでご安心ください。生命保険契約者保護機構が代わりとなる保険会社を探してくれ、引き受け手となる会社が見つかれば保険契約は移転・継続され、保険会社が見つからなかったとしても保険機構がその契約を引き受けてくれます。ただし、そのようなケースになった場合、契約していた死亡保証金の額面まるまる支払われない可能性があります。